
京都生活協同組合
企業理念
PHILOSOPHY

私たちは、相手を気にかけ、困っていることはともに考え行動し、暮らしに寄り添い、
支え合っていく「頼もしき存在」であり続けます。
京都生協は1964年、高度経済成長による物価の高騰などで暮らしに不安が募る中「お互いに頼もしき隣人となりましょう」の呼びかけで誕生しました。助け合いの組織として、宅配事業、店舗事業、福祉事業、共済事業、葬祭事業を中心に、京都府全域で事業活動を行っています。
「京都生協は新たな希望をつくる」を2030年ビジョンとして、事業活動を通じたSDGsへの貢献を推進しています。
取り組みのご紹介
INTRODUCTION
エシカル消費の推進
エシカルな商品の購入によって、地球環境を守り、途上国の暮らしの支援にもつながる「エシカル消費(倫理的な消費)」の啓発に、積極的に取り組んでいます。2023年度はエシカルな商品の総利用点数が約2,735万点となり、前年比107.9%と利用が拡大しました。
※エシカルな商品とは、「エシカル消費対応商品」のこと です。
エシカルコーナー
エシカル消費をより身近に体験できるよう、店舗では有機JASやFSC認証、エコマークの付いた商品をまとめた売り場づくりを行っています。また、6月の環境月間に合わせて「広げようエシカル消費」をテーマに、「コープのエシカル」の宣伝を行いました
「100個運動」でのエシカル消費の展開
全店が統一した商品を同じ日に展開し、組合員に利用される商品を増やす「100個運動」において、エシカルな商品を提案し、エシカル消費を進めました。利用1品あたり1円をサンゴ再生もずくに寄付する「サンゴが育てたもずく」「産直トップリバーレタス」などを展開し、分かりやすい商品説明やメニュー提案で利用が伸びました。
宅配カタログでのエシカルな商品の拡充
毎週約18万人に利用いただいている宅配のカタログで、エシカルマークを表示し、エシカルコーナーを設けています。さらに、商品の運搬時に発生するCO₂排出を抑制する視点で、地産地消品を充実させました。
食品ロスの削減
家庭で使いきれない未使用食品を持ち寄り、必要とする方にフードバンクを通じて提供するフードドライブを店舗で毎月実施しています。
宅配で、「注文間違い」などを理由とした食品の返品を減らすために、「良品での返品を受け付けない」運用を組合員に周知し、削減に取り組んでいます。それでもなお発生した返品商品は、京都府社会福祉協議会・市区町村社会福祉協議会を通じて、子ども食堂などの地域の福祉団体に活用いただいています。