消費者市民になろう

「消費者」って誰のこと?

  私たちは毎日、食料品や本などの商品を購入し、携帯電話やパソコンなどの通信サービスを利用したり、電車やバスに乗ったりして生活しています。また、電気やガス、水道などの資源を使って生活しています。私たちは、あらゆるものやサービスをお金を払って「購入」し、「消費」しています。このような消費行動をする人のことを「消費者」と言います。
  会社やお店を経営し、消費者に商品を販売している人も、生活するうえで、様々なものを「購入」し、「消費」して生活している「消費者」です。
  もちろん、おとなだけでなく、中学生のみなさん自身も、「消費者」です。

消費者市民、「消費者市民社会」ってなに?

  平成24年12月に「消費者教育の推進に関する法律」が施行されました。
  この法律では、誰もが、どこに住んでいても、生涯を通じて、様々な場面で消費者教育を受ける機会が提供されることを定めるとともに、私たち消費者が、自分のことだけでなく、家族や友達、さらには社会や地球環境のことも考え、自分で情報を収集し、学び考え、行動することを求めています。
  私たちの消費行動が、現在や将来にわたって日本や世界の社会情勢や、地球環境に与える影響を自覚して行動する人を「消費者市民」と言います。
  私たちの暮らしは、とても便利で豊かになりました。しかしその一方で、大量生産、大量消費、大量廃棄などが原因で、石油や森林資源などに限りが見え始め、地球温暖化が進むなど環境が悪化し、このままでは私たちの暮らしが、持続していかないことが明白になってきています。
  私たち一人一人が「消費者市民」となり、社会や環境のことを考え行動し、公正かつ持続可能な社会の形成に積極的に関わる社会を「消費者市民社会」と言います。

さあ、みなさん!「消費者市民」になるために、一緒に学んでいきましょう!

金銭の管理と購入

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