持続可能な社会のために持続可能な社会のために

環境のことを配慮した生活って大切だね!古くから受け継がれてきた暮らしの工夫や、多くの人が快適に暮らすための知恵が詰まった住環境もあるんだよ!

暮らしの工夫 01京町家

京都の街なかに点在する京町家。それは、日本人が大切にしてきた暮らしの美学や知恵が詰まった住居です。
京町家は、狭い間口からは想像もできないような奥行きがあります。そこには、ハレとケを使い分けたり、自然を溶け込ませたりする工夫が詰まっています。

京町家
京町家暮らし point1素材

京町家は、自然素材でできています。また、畳や建具は決まったサイズでつくられることから、再利用や入れ替えが簡単です。人や環境にやさしいだけでなく、都市に住む人々のために大量に生産することを見据えたシステムになっているのです。

  • 土...瓦や土壁の材料になるほか、瓦屋根の下地にも使用される。
  • 紙...障子やふすま、屏風などに使用される。
  • 竹...土壁の下地や床の間などの室内の造作にも使用される。
京町家暮らし point2季節ごとの習慣

京町家の暮らしには、それぞれの季節を快適に過ごすための工夫がされてきました。
例えば、家の前の道を掃き清める門掃きと打ち水。とくに打ち水は夏を涼しく過ごす工夫でもあります。秋には、障子やふすまを入れる建具替えを行い、寒さ厳しい冬を乗り切る準備をしています。

暮らしの工夫 02
バリアフリーとユニバーサルデザイン

住まいや地域は生活の器であり、住む人々にとって心地よいものでなくてはなりません。
さまざまな人が暮らしやすくなるためには、バリアフリーやユニバーサルデザインも重要です。
家の中の段差を減らしたり、浴室は滑りにくい素材のものを選んだり、一つ一つの選択で暮らしやすさが変わります。

バリアフリーとユニバーサルデザイン

皆さんの身近にはどんなバリアフリー、ユニバーサルデザインがありますか?住宅を快適にするためにできる工夫を考えてみましょう。

毎日使う物を大切に長く使うことも、持続可能な社会づくりには大切。一度壊れてしまっても、修理や部品の交換をすることでまだ使えることもあります。すぐに捨てるのではなく、家族と協力して掃除や手入れを行いながら、大切に長く使うことを意識しましょう。

環境にやさしく、なおかつみんなが住みやすいのはうれしいね。もっと身近な行動で意識できることもいっぱいあるんだよ!

②私たちの暮らしとエシカル消費:地域編

home

menu

scroll

prev

next