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まだ食べられる食品が廃棄される食品ロスが問題になっているよ!もったいないな...

食品ロスってなに?

本来、食べられるのに捨てられてしまう食品のことを食品ロスといいます。
日本では、1日におにぎり約1億2,000万個分に相当する食品ロスが発生しています。各家庭から出る生ごみの中には、調理くずだけでなく、食べ残しや手つかずの食品が多くあります。

図1
図2

食品の廃棄は、資源が無駄になるだけでなく、食品の生産・流通にかかるエネルギーを無駄にし、ごみとして廃棄された食品の処理にもエネルギーを使うことになります。
食品ロスを減らすためには、食品の購入は計画的に行い、食品を無駄なく使いきれるよう、献立や調理方法を工夫することなどが大切です。

輸送の消費エネルギーを考えよう

ぼくたちが毎日食べている食料は、どこで生産されているのかな?
「食料自給率」ってなに?

私たちの毎日の食事は、国内産の食料と諸外国から大量に輸入される食 料から作られています。食料自給率とは、国内で消費される食料のうち、国内産の占める割合を表したものです。現在の日本の食料自給率は約 40%(カロリーベース)で、海外から約 60% もの食料を輸入しています。これは、主要先進国の中では最低水準です(図 3)。

図3
「フード・マイレージ」ってなに?

食品の輸送には、車・飛行機・船などが使われます。輸送の距離が長い ほど、多くのエネルギーを消費し、地球温暖化の原因のひとつである二酸化炭素を排出することになります。
食品の輸送が環境に与える負荷の大きさを表す指標として、フード・マイレージという値があります。日本は、多くの食品を輸入に頼っているため、フード・マイレージが高い国なのです。

フード・マイレージの算出方法

相手国別の食料輸入量 [t]× 輸送距離 [km]

COLUMN

フード・マイレージ解決の一歩!
「地産地消」

輸送距離を短くし、消費エネルギーを減らす取り組みとして「地産地消」が重要視されています。地元で採れた野菜や肉、海産物などを積極的に購入することで輸送のためのエネルギーを減らすことができ、さらに、地元の生産者の収入を上げ、地域活性化にもつながります。

「地産地消」
「地産地消」

エシカル消費 地球編

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